RIB - XS RIBS オプション

3Dモデリングカバー
カスタム装備を含めるとRIBの形状は1艇ごとに異なると言えますが、弊社では3Dスキャナを用いて実艇の3Dモデルを作成し、3Dモデル上にカバーのパネルを立体配置し、パッチや固定ベルトなどの数や位置関係まで全て緻密に設計します。こうして、その船だけにピッタリとフィットする専用カバーを作成致します。

CNC裁断と専用生産工場での製造
3Dモデルから製造するカバーは、よくある「だらんと被せる」オーバーサイズなものではなく、ピチッとフィットする専用カバーです。当然、数メートルにもなる生地を狂いなく立体的に縫製することも、そもそも船体にタイトフィットするカバーの素材パネルを切り出すことも手動では容易ではありません。このため弊社では、CNC裁断マシンと大型ミシンを備える製造設備、そして熟練の縫製職人を擁しています。

ジョッキーコンソール
標準装備として搭載されるのは「ジョッキーコンソール」です。小型艇用のSサイズから、ボートサイズ5.5mを目安にLサイズ採用も可能になり、積載可能なタンク容量上限が変わってきます（S＝70L、L＝110L）。

 

コンソール用追加装備
Lサイズのジョッキーコンソールにはフロントシートの追加が可能で、タンク容量を更に拡張出来ます。

 

ダブルコンソール
5.5〜7mモデルと、7.5m以上のモデルとで2タイプのご用意があります。ナビゲーション設備の設置エリア、内部収納、燃料タンク容量全てがジョッキーコンソールより遥かに大きくなります。商用艇向けの大型コンソールもございます。

様々なシートタイプ
標準装備としては一人用のシングルジョッキーシートが搭載され、座面下には収納がございます。前後に二人が座れるダブルジョッキーシートや横並びのベンチシート、サスペンションで衝撃を吸収するものまでボートのご使用者様や想定される搭乗者様のニーズに応じたシートをご選択頂けます。

 

シート用追オプション
座った際に掴むことが出来るグラブハンドルやレールなどパイプ系パーツを取付けたり、背もたれを追加したり、座面の形状を変更したり、カバー素材を丈夫なものや防水のものにアップグレードしたりできます。

ロッカーの種類や設置場所
小型モデルはオープンタイプ、大型モデルはハッチ付きタイプを装備できます。主に船首部、船尾トランサム立ち上がり部、シート下、コンソール内などに設置可能なほか、デッキの床を部分的に持ち上げてデッキ下に収納スペースを確保するといったカスタマイズも可能です。

このオプションはデッキやシート、コンソールなどと密接な関係があり、ロッカー設置のために船体建造段階から本体部分を予め標準外の構造にしておくことで自由度の高い収納スペース確保が可能となります。一方、建造済みのスタンダードボートに後付することは難しい場合もありますので、大容量の収納スペースをご希望の際はぜひ事前にご相談ください。

あると便利な追加パーツ多数
ビーチに乗り上げる際のキールバンパーやデッキ内に物を固定するためのフィッティング器具など、特定の目的において大変便利な追加装備をご提案可能です。また、標準ではノンスキッドペイント仕上げのフロアをチーク風床材でドレスアップするなども可能です。また、ステアリング用の配線やドレイン（排水）設備周りなどをスッキリさせられる加工（カバー加工やデッキ下収納など）もご採用頂けます。やはり建造段階で設けておく必要のある構造物などが出てくる場合がございますので、ご希望の際はぜひご相談ください。

標準仕様でも充実の装備
グラブハンドルやライフライン、減圧バルブなどXS RIBSのチューブは標準仕様でもかなりの付属パーツが取付けられています。このため特段のパーツ追加を行わなくても非常に高い性能を持ったチューブが装備されています。

 

船名やロゴなどをチューブに表示したり、チューブの一部やトップパッチのカラー変更など、オンリーワン性を最も付加しやすいのがチューブです。特にチューブとトップパッチをあえて全く別々の色にすることで安全に足を置ける場所が見やすくなるなど、機能面にも寄与出来ます。また、防舷材やアンカーフェアリードなどを追加してより頑丈に仕上げることも出来ます。

フレームのパイプはレイアウト可能
コンソールサイズに依存してしまう部分もありますが、フレームパイプはグラブハンドルを追加したり高さを変更したりと比較的自由な調整が可能です。また、スクリーン自体にワイパーを取付けたりアンテナ立てるるなど関連オプションの追加も承ります。

 

Tトップやビミニフレームなどを設置する場合、スクリーンやアンテナベース、ロッドホルダーなどが付属している場合があります。ボートサイズやコンソール仕様などに応じて適するフレームをご案内、お見積り致しますのでお問合せください。

ボンベなどのダイビング器材を収納、固定できるラックを取付け可能です。デッキに固定するタイプはもちろん、シートやAフレームに据え付けた一体型のものや、ロッカーなどにレールのみを取付けるものなど他のオプションへの追加フレームとしての設置も可能です。また、傘など意外と収納に困るものを入れておけるシリンダを追加するなど用途に応じたソリューションを幅広くご提案可能です。

フレーム自体も追加装備も豊富です
ウェイクなどを牽引する際にラインが船外機に絡まないようにするバンパーから、サーチライトや航海灯、レーダーなどの設置ベースとしての船尾アーチ、浮環やボンベなどの収納ラック、果てはセルフライティングシステム（転覆時自動復帰装置）に至るまで、様々なものを取付けられます。

ラダーはAフレームに追加可能です
RIBはチューブ側から船へ登ることも比較的容易に行うことが出来ますが、機材などを持っている場合はラダーが大変便利です。片がけ、両がけのオープンタイプの他、フィンを外している状態ならとても登りやすいクローズタイプもご用意できます。

 

バックレストはデッキエリアの有効活用に
ジョッキーシートの大体として搭載が可能で、代替の場合無料でご採用頂けるオプションもございます。据え置き型のシートと異なりデッキエリアを専有しにくいため船内の空間を有効に活用できます。また、跳ね上げ式の座面を取付けて座り姿勢、立ち姿勢のいずれの状態でも便利にお使い頂けるものもあります。

用途ごとに様々なタイプをご用意
バウロッカーにマウントするもの、デッキに固定するもの、シート一体型のものなど、設置箇所も設置方法も様々なニーズにご対応が可能です。また、ライトユース向けの着脱型ポールでデッキエリアを有効活用したり、ウェイク牽引用の頑丈なものまで用途に応じたポストも様々なタイプをご用意しております。