FAQ -係留ロープについて
係留ロープに適するロープってどんなロープ?
素材ベースで言えば国や地域によってナイロン派とポリエステル派に分かれているようです。ナイロンは伸長性にすぐれるため揺れをしなやかに受け止めて船へのダメージを吸収してくれます。ですがその一方で濡れると強度が低下すること、長く使いこむと硬化したり擦れに強いという本来の特徴まで失われてしまうことなどからポリエステルを好む方も多くいらっしゃいます。なお、弊社は「ポリエステル推奨派」です。ポリエステルはナイロンに比べて耐久性に優れ、特に紫外線によるコアの強度低下を起こしにくいダブルブレイドロープを推奨しております。
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アンカーラインはどれくらいの長さを用意すればいいですか?
アンカーを打つ場所によって様々ですが、通常は8:1(水深の8倍)のロープが必要となります。港の中等でご使用になる場合や天候条件が良い場合はそこまでの長さが必要ないこともあります。お使いになる場所等を考慮頂いた上で長さをお決めください。また、重量のあるロープをお使い頂くことで8:1より短いロープでも効果的にアンカリングが出来る場合があります。弊社取り扱いのアンカーライン「ポセイドン」は全長の1/4に鉛が入っており、先端に重量を持たせた作りになっております。珊瑚などが多い場所では当然チェーンをご使用下さい。
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ドックライン、アンカーラインの推奨直径はどれくらいですか?
係留ロープに限らずあらゆる事柄に共通しますが、太さや長さ、強度などには絶対的な正解というものはありません。係留ロープに関しては細すぎて強度不足となる危険はもちろん、太くしすぎて扱いにくくなったり、伸長することで得られるはずのクッション性が得られなくなってしまうなどのことも起こりえます。下記はあくまでも目安の値としてご活用下さい。
ボートサイズ(m) | 重量(t) | ドックライン径(mm) | アンカーライン径(mm) |
---|---|---|---|
6-8 | 2 | 8-10 | 12 |
9 | 4 | 12 | 14 |
10 | 5 | 12 | 16 |
11 | 7 | 14 | 16 |
12 | 8 | 14 | 18 |
14 | 11 | 16 | 20 |
16 | 12 | 18 | 20 |
18 | 20 | 24 | 24 |
24 | 22 | 26 | 26 |
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